仮想通貨のマイニング環境を整えるには?

更新: 2022/05/08 20:34

ビットコインなどの仮想通貨は、コンピュータによる暗号解読によってマイニング(採掘)されます。

現在の採掘の主力は、水力発電などで電気料金が非常に安い中国の一部地域に集中していますが、仮想通貨の値上がりによって、国内でも一部の企業が採掘業に参入しています。

個人での採掘は「採算が取れない」「競争に勝てない」などの理由で下火になっていましたが、ビットコインの値上がりで、全く採算が取れないという状況が変化してきています。

とはいえ、すでに80%以上が採掘済みのビットコインで、採掘をして成果が出るのでしょうか?

実は、このマイニングという作業は、ビットコインを新たに採り出すこと以外に、ビットコインの取引決済にも必要な作業になります。

多くのマイニング業者は、ビットコインの決済に提供される手数料で利益を得ているのです。

こうした中で、仮想コインの採掘は、電気代が安い地域なら採算がとれる状態が続いています。

また、ソーラーパネル発電の普及で、個人宅でも売電に回せるほどの発電が可能になっていることから、余裕のある電力を「売電」ではなく、仮想通貨のマイニング用コンピュータの稼働に回すことで収入源にすることも不可能ではなくなってきました。

しかし、基本的にマイニングはpower gameです
いかに電力とマシンパワーを注ぎ込めるかが勝負になりますので、単体で勝負するのは無謀でしょう。

できれば、マイニングプールに登録して、余剰電力でコツコツやる方がいいと思います。

マイニングで得た仮想通貨に対する課税は?

国税庁 個人課税課が、2017年12月1にtに公表した「仮想通貨に関する所得の計算方法等について(情報)」6ページ目「9 仮想通貨のマイニング等」に記載されています。
仮想通貨に関する所得の計算方法等について(情報) (国税庁サイト)

それによると、仮想通貨をマイニングで得た場合は、「いわゆる「マイニング」(採掘)などにより仮想通貨を取得した場合、その所得 は、事業所得又は雑所得の対象となります。
この場合の所得金額は、収入金額(マイニング等により取得した仮想通貨の取 得時点での時価)から、必要経費(マイニング等に要した費用)を差し引いて計算 します。
」となっています。

「事業所得又は雑所得の対象」と記載されているので、個人事業としてマイニングすることも可能ということです。

事業所得にすることができれば、一部他の所得と損益通算することもできるので、節税対策も活きて来るかもしれません。

仮想通貨のマイニングで採算を取るには?

仮想通貨は、定期的に発行される暗号を解読することで発行されると書きましたが、正確には、発行された暗号を最初に解読した人に決まった数量の仮想通貨が与えられます。

この速度を早くするためには、通常のPCでは間に合わないのが実情です。
そこで複数のプロセッサを搭載したコンピュータを何台も並べて計算したり、グラフィックボードに搭載されたGPUを利用したプログラムで計算したりします。

最近では、グラフィックボードを多数搭載したマイニング用マザーボードまで開発されています。
個人でマイニングに参入するには、こういった計算能力の高いコンピュータを利用した上で、自家で発電するソーラーパネルからの給電で稼働させる環境を整えないと、電気代で採算を取ることができません。

残念ながら、日本では電気代が高すぎて採算がとれるほどのマイニングは不可能だと言わざるを得ません。
しかし、逆にいえば、現在その環境が整っているなら、十数万円の投資でマイニング環境を整えることも可能です。
採算が合わないといっている人のほとんどは通常のPCでの採掘しかできていないために計算速度が遅すぎるだけなのです。

もちろん、インターネットに接続していることが前提になります。

マイニングプールに登録する。

Googleで、マイニングプールについて検索してみましょう。

マイニングプールとは、マイニングプールの登録者が共同で仮想コインの採掘をして、貢献度に応じて仮想コインを分配する共同採掘システムです。

個人でマイニングをするといっても、マイニング用のツールを持ってくるだけでは競争に勝つことはできません。
こういった共同採掘システムを利用する方が、競争に勝てる可能性が高まります。

強力な計算能力を持つコンピュータで参加すれば貢献度が高まりますから、分配される仮想通貨も増えることになります。

コンピュータを稼働させ続けるだけですから、あなたの時間が取られることもありません。
あなたは他の仕事をしながら、コンピュータを稼働させ続けるだけで稼ぐことができます。

コストはネット接続費用と電気代といいうことになりますが、ネット接続はほとんどの場合定額でしょうから、電気代をソーラーパネルなどでまかなうことができれば、無駄な費用もかかりません。