オンライン会計ソフトのオススメは?

更新: 2022/04/22 14:12

税務署に所得を申告して納税額を確定する確定申告には、基本的に2つの方法があります。

一つは白色申告で、簡単な帳簿づけでOKですが、青色申告に適用される税法上の特典が適用されません。
白色申告は、納める税金が少なくなる「個人事業を始めて間もない人」や「所得が少ない人」が選択することが多くなります。

もう一つが青色申告で、複式簿記による帳簿づけをする必要がありますが、特別控除により節税ができ、他にもいくつかの特典を受けることができます。

実際には、青色申告にも10万円控除の青色申告と65万円控除の青色申告の2種類がありますが、帳簿付けの手間などがほとんど変わらないため、ほとんどの人が65万円控除の青色申告を選択するのが実情です。

そういうわけで、青色申告をするためには、複式簿記での帳簿付けが最も有利になります。
というよりも、複式簿記で帳簿をつけていないと有利な申告ができません。

さらに、2014(平成26)年度の申告分からは、白色申告でも「帳簿への記帳」と「5~7年の帳簿等の保存」が義務づけられたため、青色申告とそれほど手間は変わらなくなっています。

開業初年度は、青色申告のメリットが生かせない人もいるかもしれませんが、取引が少ないうちに帳簿付けを習慣化しておけば、わからないことも少しづつ修正できるので、忙しくなってから学ぶよりも楽に身につけることができます。

記帳の手間も、オンラインのクラウド会計サービスを利用すれば、ある程度は自動化できるのでまずはクラウド会計サービスの利用を始めてみることをお勧めします。

クラウド会計を選ぶには?

クラウド会計サービスの個人向け大手は、「freee」「MF確定申告」「やよいの青色申告 オンライン」の3つがあります。

どの会社も、機能面では、ほぼ出揃ってきた感がありますので、大きな違いは感じられなくなってきています。
個人で使うには、どれを選んでも大きな差はないように思います。

どの会社も銀行などとの自動連携をうたっていますが、私は、個人的には外部にパスワードなどを渡すのは気になるので、自動連携機能は利用しないようにしています。

ご利用になりたい方は、自分の利用している銀行が対応しているかどうかを確認してみてください。

freee

「freee」は、無料期間が短いので、基本的に有料契約をしないと実質的に利用できないこと、利用料が一番安い「スターター」ではフル機能が利用できないことから、現在は利用していません。
クラウド会計サービスとしては、老舗でもあり、機能拡張にも積極的に取り組んできました。
無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」 

MFクラウド確定申告

「MFクラウド確定申告」は、フリープランでは月15件の記帳ができるので、取引の少ないうちは「フリープラン」で十分対応できます。
個人向け家計簿サービスの「Money forward」を利用している人なら、銀行などの連携が引き継がれるので設定が楽なこと、使い勝手が似ていることがポイントになるでしょう。
MFクラウド確定申告

やよいの青色申告 オンライン

「やよいの青色申告 オンライン」は、提供元が老舗の弥生会計である点で安心感がありますし、他の2つからすると後追いで出てきているので、機能面での遜色はほぼありません。

初年度は、機能制限なしの無料になっているので、最初の申告までは無料で利用できること、年間利用料が8,000円(税抜)と、最安になっていることなど、初心者にとっつき易い点などがお勧めできる理由です。
やよいの青色申告オンライン 

メリットは少ないとしても、副業でアフィリエイトなどに取り組んでいる人なら、白色申告でも十分だという人も多いかもしれません。

将来、フリーランスを目指すという人なら、「やよいの白色申告オンライン」で慣れておくというのもいいかもしれませんね。

また、仮想通貨取引を今後続けていこうという人は、取引記録を帳簿化してみるのもいいかもしれません。
仮想通貨で得た利益の申告の計算方法は?